アクセシビリティ診断の見積もり比較表は、表示金額だけでなく、含まれる範囲と追加費用の条件をそろえて比較することが大切です。次の図で総額を左右する項目を確認しましょう。
図の項目を使い、候補ごとの回答を同じ条件で記録してください。不明点を残したまま進めず、追加費用・契約条件・利用後のサポートまで確認してから最終判断します。
困りごとと対象範囲を定める
自動検査、担当者の操作確認、外部専門家の診断には、それぞれ分かることと限界があります。 診断の品質はページ数だけでなく、評価方法・人手の確認範囲・報告内容で変わります。について、利用者が達成したい操作と止まる箇所を記録します。どのページ・テンプレート・端末・支援技術で起きるかを絞ると、修正担当と優先順位を決めやすくなります。
確認項目を具体化する
まず対象URL、テンプレート、手動試験、支援技術、報告書、再試験・改修助言を確認し、対象URL、テンプレート、手動試験、支援技術、報告書、再試験範囲も記録します。自動検査で見つかる問題と、操作順・読み上げ・文脈理解など人による確認が必要な問題を分け、URL、環境、試験日を残してください。
規格・診断範囲を合わせる
自動検査と手動試験の範囲、納品物、追加費用、社内側の対応範囲を同条件で比較します。 外部依頼ではWCAG/JISの版・達成レベル・ページ範囲を明記します。ページ数だけで比較せず、フォーム、PDF、動画、第三者サービス、手動試験、報告書、再試験、改修助言を同じ条件で確認します。
「適合」の表示を慎重にする
診断を依頼する場合も改修後の確認と継続的な更新体制が必要です 診断を委託しても、公開後の修正と継続的な運用責任がなくなるわけではありません。一部ページの自動検査結果だけでサイト全体の適合を断定できません。公開する方針・試験結果は実施記録と一致させ、対象範囲や未確認事項を明記します。
修正を運用へつなげる
対象ページ一覧と主要タスクを用意し、見積もりと契約書に範囲を書き込みます。 発見事項を利用者影響、発生ページ数、修正難度で整理し、担当者・期限・再確認方法を割り当てます。繰り返す問題はデザインシステムやCMSの入力ルールへ反映しましょう。
参考情報
制度や条件の最新情報は、次の公式情報もご確認ください。
この記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の法律・契約・安全判断は、関係する公的窓口や資格を持つ専門家へご相談ください。
診断対象ページの範囲を揃える計算例
以下は実際の料金や実績ではない、条件を置いた計算例です。 15種類のページを診断する想定で、会社Aは10種類まで30万円、追加1種類2万円。会社Bは15種類まで38万円と仮定します。
- 会社A=30万円+(15-10)種類×2万円=40万円
- 会社B=38万円
- 同じ15種類での差額=40万円-38万円=2万円
基本料金だけでなく、対象ページの種類、再診断、報告書、修正相談の範囲を同じ条件で比べます。
金額は仮定です。実際の検査方法と適用する規格・達成基準は依頼書で指定してください。
比較ワークシート
比較する条件をそろえる
候補Aと候補Bを同じ条件にそろえて比較できます。数字は各社の公式ページ・見積書・契約書から転記してください。
1. 比較データを同じ項目で記録
| 比較項目 | ||
|---|---|---|
| 総額と対象範囲 | ||
| 追加費用が発生する条件 | ||
| 変更・解約条件 | ||
| 確認日と根拠資料 |
空欄は「不明」のままにせず、申込み前に確認してください。口頭回答は確認日と担当窓口も記録します。
2. 利用期間をそろえた総額を計算
初期費用+月額費用×利用月数+その他費用で比較します。税や対象外作業の扱いもそろえてください。
3. 優先条件から確認順を決める
入力内容は送信されません。このページを同じ端末で開いたときに続きから使えるよう、ブラウザ内だけに保存されます。試算結果は契約条件や成果を保証するものではありません。
制度・仕様・料金は更新されます。情報の確認時期は各出典欄をご参照ください。実行や申込の直前に、対象となる公式情報の更新日と適用条件を確認してください。
記事内の計算例は、計算方法を示すための例です。実際の金額や条件は公式ページ・見積書・契約書で置き換えてください。
よくある確認
最初に何を比べればよいですか?
価格を見る前に、利用目的を満たす必須条件と対象外条件を確認します。
最安の候補を選べばよいですか?
総額、含まれる範囲、変更や解約の条件まで同じ物差しにそろえて判断します。
迷った場合はどうしますか?
候補を二つまで絞り、違いが出る条件だけを公式情報や見積書で再確認します。
同じ前提で比べると、違いを確かめやすいよ。